家庭で育てる植物は小〜中型が主流のため、園芸店でもスリット鉢10号程度までのサイズが最も充実しています。
もちろん、大型の観葉植物や庭木用には、さらに大きな鉢もネット通販等で入手可能です。
「どのくらいの大きさの鉢に植え替えるといいの?」
「どの鉢を選んだらいいの?」
「スリット鉢って、どれも同じなの?」
と、悩んではいませんか?
この記事では、実際に使っている
「CSMシリーズ(スリット鉢)」「根っこ強」「根張り鉢」「ロゼアスクエア 330型 」
の4鉢を比較し解説していきたいと思います。
結論
迷ったら「根っこ強」が一番バランスが良くて使いやすい。
・初心者 → 根っこ強
・根腐れを絶対防ぎたい → CSMシリーズ(スリット鉢)
・見た目重視 → 根張り鉢
・大きく育ったら→ロゼアスクエア 330型
サイズの合わない鉢は根詰まりや根腐れの原因となる。
1.「スリット鉢」が選ばれる理由
かつて主流だった従来の丸鉢では、根が鉢の内側に沿ってぐるぐると回ってしまう「サークリング現象」が課題でした。
これが起きると根詰まりや根腐れの原因になります。この問題を解決するために登場したのが、側面に切れ込みを入れた「スリット構造」のある鉢です。
1990年代後半から普及し始め、今ではホームセンターでも手軽に購入できる定番アイテムとなりました。
2.「スリット鉢」のラインナップと比較
現在、私が実際に使用しているスリット構造の鉢をご紹介します。

👆CSMシリーズ(スリット鉢)
8号ロング鉢
根っこ強8号鉢 👉
根張り鉢8号鉢👉
👇鉢の商品名をクリックすると商品リンクへ飛びます。気なる方はご覧ください。
| 鉢の商品名 | メーカー | 特徴 |
| CSMシリーズ(スリット鉢) | 兼弥産業 | 元祖スリット鉢。圧倒的な根張りの良さで、プロも愛用する定番。根張り鉢 大和プラスチック デザイン性と機能性を両立。家庭のインテリアにも馴染みやすい。カラーは豊富。 |
| 根っこ強(つよし) | アップルウェアー | 丈夫な作りで安定感があり、長く使える設計。ブラックとグリーンの2色展開。 |
| 根張り鉢 | 大和プラスチック | デザイン性と機能性を両立。家庭のインテリアにも馴染みやすい。ホワイト、ダークグリーン、ネイビーとカラーが豊富。 |
| ロゼアスクエア 330型 | アップルウェアー | 約10号サイズの角型。バラやコニファーなど、深く根を張る植物に最適。グリーンとブラウンの2色展開。 |
👇クリックすると詳細レビューへ移動します。
✔とにかく機能性重視なら「根っこ強」
✔デザインも大事なら「根はり鉢」
✔定番を安く揃えたいなら「CSMシリーズ」
3.各鉢の詳細レビュー
■兼弥産業「CSMシリーズ」 (2号〜13号までサイズ展開あります)
一般的に「スリット鉢」といえばこのシリーズを指すほど有名です。計算されたスリットにより、根が健全に下へ伸び、鉢全体の土を有効活用できます。
メリット:スリットが広く、根詰まりや根腐れが起こりにくいです
デメリット:スリットが広いため、スリットから土がこぼれやす いです。
足がなく、鉢底の盛り上がりが低く、床と設置面が広く、水切れが悪いです。
※台座を使用したほうが、通気性が上がります。




■アップルウェアー「根っこ強」 (4号~9号までサイズ展開あります)
ネーミング通り、根を強く育てるための工夫が凝らされた一鉢。プラスチックの質感がしっかりしており、耐久性があります。
メリット:スリットの幅もしっかりある。底にも排水用の穴と、底の盛り上がりがあり、排水性が高い
側面に段があり、サークリング現象が起こしにくいです。CSMシリーズと根張り鉢の良いところを合わせたつくりになっています。
デメリット:4号~9号と、サイズ展開は少なめです。排水性が良いため、水切れに注意が必要です。



■大和プラスチック「根張り鉢」 (3号~10号まで、サイズ展開あります)
スリット構造を持ちつつも、見た目がスマート。機能は欲しいけれど、あまりに「生産現場感」が出るのは避けたい方におすすめです。
メリット:スリットが狭いため、隙間から土がこぼれにくいです。
底がすぼまっているため、植物を植え替える際、根が回っていても鉢から抜きやすいです。
鉢の周囲に短い足がついて、底が盛り上がっています。
デメリット:鉢の側面のスリットが、とても狭いです。鉢の周囲に足はあるが、底に穴がないため、排水性はいまいち。




👇スリット構造ではありませんが、持っている鉢で最大。
大型の果樹だと、スリット鉢10号だと樹木の背が高くなり不安定で、風で倒れる、土の容量が不足して根から栄養や、水分が吸収できなくなる恐れがあります。
そのために、この鉢で安定感・容量が両立する必要があります。
■アップルウェアー「ロゼアスクエア 330型」
バラやコニファーの栽培に特化した深型の角型鉢です。土の容量がしっかり確保できるため、10号サイズが必要な大型の植物も安定して育てられます。
メリット:鉢の周囲に短い足がついて、底が5cm以上盛り上がって いるため、排水性が高いです。厚手のプラスチック製の鉢で屋外環境でも劣化しにくいです。
デメリット:小型の植物では、鉢が大きすぎる。サイズが合わないと、加湿になり根腐れを起こしやすい。




✔結論
スリット鉢で迷ったら「根っこ強」が一番おすすめです。
理由は、
・排水性が高い
・使いやすい
・失敗しにくい
CSMシリーズ(スリット鉢)→最強だが土がこぼれる
根張り鉢 → 見た目良いが排水やや弱い

北海道(寒冷地)でベランダ果樹栽培をしています。
キウイ・イチジク・ドラゴンフルーツなどを育てながら、実体験を記録中。
実際に使用した資材や道具も紹介しています。

コメント