​【アテモヤ人工授粉】2回目の開花を観察!北海道では雌性期・雄性期は重なる?

いらっしゃいませ。
北海道のベランダで果樹栽培の記録している、管理人のyukihoです。

失敗も成功も、すべて大事な思い出です。

​最初の開花の翌日、なんと2箇所で同時に開花を確認することができました!前日には花びらが開く兆候が全く見えなかったため、嬉しいサプライズです。

​前回の人工受粉とは違い、今回は2つの花がしっかりと開くまでじっくり経過を観察してみました。

​今回は、我が家のアテモヤの「2回目の開花」と「人工受粉」についてお届けします。その中で見えてきたアテモヤの開花の様子。写真付きで開花の変化を時系列で紹介しながら、北海道で育てたからこそ気付いたこともお伝えします。

■この記事で分かること
・2回目のアテモヤ開花におけるリアルな時間経過と変化の様子
・花びらを取らずに成功率を上げる「独自の人工受粉手順」
・北海道の涼しい環境では、雌性期と雄性期が重なる可能性


​10:30頃|開花の兆候1. 強剪定後のアテモヤに予想外の花芽が付いた
花に亀裂が走り、薄っすらと開き始めているのを確認。

2026年7月31日、10時30分頃の様子。

2つ目の花。花弁が曲がっている個体。B花として、経過を追っていきます。

2026年7月31日、10時30分頃の様子。

2つ目の花。1つの枝の節から2つの花が分化している個体。C花として、経過を追っていきます。


​17:30頃|完全開花と雌しべ・雄しべの状態
さらに花びらが開き、内部の雌しべや雄しべをしっかり観察できる状態になりました。

2026年、7月31日、17時30分のB花様子。光を当てて内部をよく観察します。
2026年、7月31日、17時30分のC花様子光を当てて内部をよく観察します。

【雌しべの状態】
光を当ててみると、表面が濡れているように艶やかに見えました。これはまさに受粉可能な状態(雌性期)です!
​【雄しべの状態】
「やく」が成熟し、見た目もモフモフとした状態に。黒い紙の上で優しくトントンと叩いてみると、「やく」と一緒に細かな花粉がたくさん落ちてきました。(雄性期)


​【考察】アテモヤの雌性期・雄性期は同時期に来る?
​一般的にアテモヤは、「夜:雌性期 ➔ 翌朝:雄性期」と時間差(雌雄異熟)で成熟すると言われています。


​しかし、今回の観察ではほぼ同タイミングで雌性期と雄性期を迎えているように見えました。

​この原因として考えられるのが、開花直前の栽培環境です。
​気温: 22℃前後(あまり上がらない涼しい環境)
​天候・湿度: 曇りから霧雨、湿度55%〜60%(やや高め)
​本州などの 温暖な環境とは異なり、北海道のような涼しく適度な湿度がある環境下では、アテモヤの雌性期・雄性期のタイムラグが小さくなる(重なる時間が生まれる)可能性があるのではないかと感じました。

※今回の観察は我が家の栽培環境での結果です。今後も継続して観察し、検証を続けていきます。

一般的なアテモヤの人工受粉では「花びらを取り除く」手法がよく紹介されていますが、今回は雌しべの乾燥を防ぐため、あえて花びらを残したまま受粉を行いました。


​1.雌しべのチェック
花が完全に開いた後、ライトなどの光を当てて状態をチェック。表面に艶(濡れ感)があるか確認する。
​2.雄しべ(花粉)のチェック
黒い紙の上で花を優しく叩き、しっかり花粉が落ちてくるか確認する。
​綿棒を使った人工受粉
3.雌しべの艶と花粉が確認できたら受粉開始!花びらは取らず、綿棒で優しく雌しべをなぞる。今回は2花同時に咲いたため、綿棒を行き来させながら丁寧におこないました。

結開
花時はライトを当てて雌しべの艶をチェックする
​湿度を保ち乾燥を防ぐため、花びらを残して受粉してみる
​涼しい地域では雌雄の成熟タイミングが重なる可能性がある論

アテモヤの開花や受粉は、育てる地域やその日の気温・湿度によっても大きく挙動が変わる奥深さがあります。

​まだ検証途中で事例としては少ないですが、今後の結実の経過を含め、引き続き観察と検証を続けていきたいと思います!

今回の人工授粉が成功しているかどうかは、今後の着果で分かります。結果が出たら続編で詳しく報告しますので、ぜひまた見に来てください。

育成環境のまとめ

時期:2026年7月31日(強剪定から約2か月後)

■ 前回の作業内容:強剪定

■現在の様子、作業内容

株の状態:気の勢いが旺盛。
観察記録:いくつものちいさな花芽が見える。本日2回目の開花を確認。
管理内容:人工授粉を行う

■ 栽培環境
・場所:北海道のベランダ(南西向き)
・気温:最低19~20℃ / 最高22℃
・日照:日の出から日没まで

■ 水やり・肥料
・水やり頻度:表面が乾いたら、底から流れ出るまでたっぷりと上げてます。
・肥料:液体肥料の「ハイポネックス原液」を500倍に希釈して1週間に1度の頻度で与えています。

■ 鉢・用土
・鉢:ロゼアスクエア330型 👉スリットのある鉢は一つじゃない、使っている鉢の紹介
・土:自作ブレンド👉軽くて通気性がよい、鉢が重たくならない培養土を作りました

■ 支柱・資材
・台座:DAIM ブラックベース 28 👉スリット鉢の排水性を助けてくれる、鉢スタンドです。

■ 現在育てている果樹の品種一覧はこちら。栽培状況も公開しています。
ベランダ果樹栽培の品種まとめ(2026年版)

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この記事を書いた人

北海道(寒冷地)でベランダ果樹栽培をしています。
キウイ・イチジク・ドラゴンフルーツなどを育てながら、実体験を記録中。

実際に使用した資材や道具も紹介しています。


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