アテモヤを強剪定後に鉢増し|根詰まりサインと抜き方の工夫

いらっしゃいませ。
北海道のベランダで果樹栽培を記録している、管理人のyukihoです。

春の強剪定を行ったアテモヤは、土の表面や鉢底から根が見え、水やりの際にも水が染み込みにくくなっていました。

鉢から抜いて確認すると、根鉢全体に根が張っていたため、強剪定と同じ日に一回り大きな鉢へ鉢増ししました。根を切らない鉢増しでしたが、根鉢が鉢から抜けず、ゴムハンマーなどを使って少しずつ取り出しています。

この記事では、鉢増しを判断したサイン、抜けない鉢から根鉢を取り出した方法、スリット鉢で育った根の状態を写真付きで紹介します。

■この記事で分かること
・​強剪定と同じ日に鉢増しした理由
・アテモヤに現れた根詰まりのサイン
・根鉢が抜けなかったときに行った取り出し方
・スリット鉢で育った根の状態

結論
土の表面や鉢底から根が見え、水が染み込みにくくなったため、春の強剪定と同じ日にアテモヤを鉢増ししました。根を切らずに一回り大きな鉢へ移したことで、根への負担を抑えながら栽培スペースを広げることができました。

今回は、アテモヤの強剪定と同じ日に、根を切らずに一回り大きな鉢へ移す「鉢増し」を行いました。

根鉢を大きく崩さず、そのまま新しい鉢へ移したため、根への負担は比較的少ない方法です。強剪定と同じ日に行いましたが、作業後も幹や枝に目立った異常はありませんでした。

ただし、根を切ったり古い土を大きく落としたりする植え替えは、鉢増しより株への負担が大きくなります。今回行った鉢増しとは分けて考える必要があります。

■「鉢増し」と「根の整理を伴う植え替え」の違い

鉢増し
根鉢を大きく崩さず、一回り大きな鉢へ移す方法です。根を切る作業が少ないため、根への負担を抑えられます。今回は、この方法でアテモヤを移しました。

根の整理を伴う植え替え
古い土を落としたり、傷んだ根や伸びすぎた根を切ったりして植え直す方法です。鉢増しより根への負担が大きくなるため、植物の状態や作業時期を慎重に判断する必要があります。

鉢土の表面に根が見え、水やりをしても水が染み込みにくくなっていました。さらに、鉢底のスリットから長い根が伸び、床面へ入り込んでいます。

鉢底から根が出ているだけで根詰まりとは断定できませんが、今回は複数の変化が重なっていたため、鉢の中で根がかなり広がっている可能性があると考え、鉢増しすることにしました。

鉢から抜くと、根鉢の表面まで根が広がっており、鉢増しのタイミングだったことを確認できました。

👆底の様子。スリットの隙間から長い根が伸びていました。

👈写真の真ん中に、根が浮き出ている様子がみえました。

鉢底を床面へ直接置くと、スリットから伸びた根が床面の隙間へ入り込むことがあります。こまめに鉢を移動させるか、鉢スタンドを利用すると防ぎやすくなります。

株元を持って軽く引いてみましたが、根鉢は動きませんでした。そこで、次の順番で少しずつ鉢から外しました。

1.ゴムハンマーで鉢の側面と縁を軽く叩く

2.鉢を横に倒し、側面を押しながら根鉢との間を緩める

3.それでも外れない部分だけ、割り箸を浅く差し込んで隙間を作る

4.幹だけを強く引かず、鉢を横にしたまま根鉢を滑らせるように取り出す

※割り箸を深く差し込むと根を傷つける可能性があるため、鉢と根鉢の境目を緩める程度にとどめました。

いつもお世話になっている、ゴムハンマーです。

💡ポイント根が張っている場合、無理に上に引っ張り上げると木を傷めてしまいます。鉢を横に倒し、水平にスライドさせるように抜くと、木への負担を最小限に抑えられます。​

スリット鉢から抜いた根鉢を確認すると、細い根が根鉢全体に広がっていました。根が鉢の側面だけを何重にも回るような、目立ったサークリングは確認できませんでした。スリット鉢の構造が根の伸び方に影響した可能性はありますが、用土や水やりなどの栽培条件も関係するため、今回は実際に確認できた根の状態として記録します。

細い根が根鉢全体に広がり、目立った腐敗は確認できませんでした。
根鉢の底にも根が広がっていましたが、目立ったサークリングは確認できませんでした。

今回は、スリット鉢10号からロゼアスクエア330型への鉢増しです。
​サイズ感は横幅は少し広くなった程度ですが、深さが約15cmアップしました。​今後の管理​植え替え直後のため、まずは安静に。もう少し環境に馴染んで落ち着いた頃、新芽を促すための追肥を与える予定です。​

ロゼアスクエア330型とスリット鉢10号から抜いた根鉢との大きさの比較

👇地面と接してるスリットから根が飛び出し地面にめり込むデメリットがあるが、スリットが広く排水性が高い。スタンドの併用が◎



👇四角い鉢は隣同士を密着させて配置することができます。ベランダなどの限られたスペースを有効活用できます。

✔️結論
土の表面や鉢底から根が見え、水が染み込みにくくなったため、アテモヤを一回り大きな鉢へ鉢増ししました。今回は根を切らず、根鉢も大きく崩していないため、根への負担を抑えて移すことができました。
理由①:土の表面と鉢底から根が見えていた
理由②:水やりの際に水が染み込みにくくなっていた
理由③:鉢から抜くと、根鉢全体に根が広がっていた

今回は、春の強剪定と同じ日にアテモヤを鉢増ししました。根を切らず、根鉢を大きく崩さない方法だったため、強剪定後の株へ与える負担を抑えながら、根が伸びるスペースを広げることができました。

鉢増しの前には、土の表面に根が見える、鉢底から根が出る、水が染み込みにくくなるという変化が現れていました。鉢底から根が出ただけで根詰まりとは断定できませんが、複数のサインが重なった場合は、根鉢の状態を確認する目安になります。

また、根鉢が鉢から抜けなかったため、ゴムハンマーで側面を軽く叩き、鉢を横にして少しずつ取り出しました。今後は新芽の動きや水の乾き方を観察し、鉢増し後の成長を記録していきます。

時期:2026年5月(鉢増しから約1か月後)

■ 前回の作業内容:ベランダへ移動し、強剪定と鉢増しを実施

■現在の様子

株の状態:強剪定後。幹や枝に目立った異常なし
観察・作業:芽吹きまち
管理内容:土の表面が乾いてから水やり

■ 栽培環境
・場所:札幌市の南西向きベランダ
・気温:最低8~13℃ / 最高13~20℃
・日照:日中から夕方にかけて日が当たる環境

■ 水やり・肥料
・水やり頻度:土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまで与える。
・肥料:なし。1週間ほど経過して根が落ち着いてから、「フルーツを育てよう!かんきつ・果樹用」を4個追肥予定です。

■ 鉢・用土
・鉢:CSMシリーズ(スリット鉢からアップルウェアー ロゼアスクエア330型へ変更👉スリットのある鉢は一つじゃない、使っている鉢の紹介
・土:通気性と排水性を重視した自作培養土 👉軽くて通気性がよい、鉢が重たくならない培養土を作りました

■ 支柱・資材
・台座:DAIM ブラックベース 28cm 👉スリット鉢の排水性を助けてくれる、鉢スタンドです

ベランダ果樹栽培の品種まとめ(2026年版)

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使用機材のまとめ

■本の紹介
アテモヤについて紹介している本が少ないです。記載があっても、簡単にさらっと紹介している程度でした。

■使用している資材の紹介

👇今回使用した10号と同じCSMシリーズの8号です。
👇鉢の底に敷く、万能すのこ。底上げすることで通気性が良くなり、ナメクジが来なくなります。
この記事を書いた人

北海道(寒冷地)でベランダ果樹栽培をしています。
キウイ・イチジク・ドラゴンフルーツなどを育てながら、実体験を記録中。

実際に使用した資材や道具も紹介しています。


▶︎ベランダ栽培を始めたきっかけや栽培歴はこちら

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