【ドラゴンフルーツ栽培】新芽を食べた幼虫を発見!害虫対策の記録|ゴールデンタピア

いらっしゃいませ。
北海道のベランダで果樹栽培の記録している、管理人のyukihoです。

失敗も成功も、すべて大事な思い出です。

​毎朝の植物の見回りは癒やしの時間ですが、ある日とんでもない異変に気がつきました。
​なんと、大切に育てているドラゴンフルーツ(ゴールデンピタヤ)の新芽が何者かに食べられていました。

​今回は、ベランダ栽培のドラゴンフルーツを襲った「謎の食害」と、我が家で実践した対策、その後に幼虫を発見・捕獲するまでの経過をまとめました。

※2026年7月追記:食害から4日目の夜、ついに犯人を捕獲しました。記事後半で写真とともに紹介しています。

■この記事で分かること
・ドラゴンフルーツの新芽を食べた犯人の特徴
・実際に行った害虫対策
・STゼンターリ顆粒水和剤を使った結果

黒っぽい小さなフンらしき物が、支柱に付着しています。
新芽に削られたような跡があるのが見えます。

ある日の朝、いつものように見回りをしていると、ドラゴンフルーツの支柱にポツポツと小さなフンらしき点々を発見しました。

​嫌な予感がしてすぐ近くにある新芽を観察してみると……。​ショック!新芽が縁が弧を描くように削られていました。食害が起きているのは、地面から約120cmの高さにある支柱に支えられた新芽です。

「こんなに高い場所なら、きっと飛んできた虫が食べて、もうどこかへ行ってしまったのだろう」とその時は軽く考えていました。

しかし翌朝、またしても支柱には新しいフンが。そして新芽はさらに半円状に削られていました。​

「これは間違いなく、今も近くに犯人がいる……!」​そこで、ドラゴンフルーツの新芽をかじる考えられる害虫を調べ、消去法で犯人を絞り込むことにしました。

この時点では犯人を直接確認できませんでしたが、残されたフンや食害の跡、夜間に被害が進んだことから、チョウ目害虫の幼虫ではないかと考えました。
ただし、害虫の種類までは特定できていません。農薬を使用する際は、商品のラベルで対象作物・適用害虫・希釈倍率を確認する必要があります。

​​食害の犯人は誰だったのか?

・ナメクジ・カタツムリ​新芽が大好物の定番害虫。しかし、高さ120cmまで登った形跡(這ったあとの光る粘液)がなく、昼間に株元をくまなく探しても姿が見えないため除外。

・ガの幼虫(イモムシ・ケムシなど)成虫がどこからか飛来して産卵し、孵化した幼虫が夜間に食害した可能性が高いと考え、「ガの幼虫」と仮定して対策を行うことにしました。

ベランダという生活空間に近い場所で栽培しているため、使用する薬剤は慎重に選びたいと考えました。そこで今回使用したのが、微生物由来の成分を利用したBT剤「STゼンターリ顆粒水和剤」です。

​■STゼンターリ顆粒水和剤とは?
​自然界に存在する微生物(B.t.菌)が作り出す成分を利用した、チョウ目害虫の幼虫に作用する殺虫剤です。幼虫が薬剤の付着した植物を食べることで、摂食を止め、時間をかけて効果を発揮します。

有機JAS規格に適合した栽培でも使用できますが、農薬であることに変わりはありません。使用時はラベルに記載された対象作物・害虫・希釈倍率を確認し、手袋やマスクなどを着用して散布します。

散布の様子​1000倍に水で希釈。​幼虫が活発になる夜間に備え、夕方に新芽を中心にしっかりと噴霧。散布後に雨が降りましたが、ベランダの奥に置いていたため、株に雨が直接当たることはほとんどありませんでした。


なお、散布直後に雨で薬剤が流れると効果が弱まる可能性があるため、使用する際は天気予報を確認したほうが安心です。

結論
STゼンターリ顆粒水和剤を散布した翌朝、新たな食害は確認されませんでした。しかし、食害から4日目の夜に株を確認すると、新芽に残っていた幼虫を発見。その場で捕獲してからは、新たな食害は確認されていません。

今回の経験から、薬剤散布だけで安心せず、夜間の見回りを併用することが大切だと分かりました。

​​ドキドキしながら迎えた翌朝、新芽を確認すると、食害の進行は止まっており、新しいフンも見当たりませんでした。ひとまず安心しましたが、この時点では犯人を直接確認できていません。

そのため、STゼンターリの効果だけで食害が止まったとは断定せず、引き続き観察を続けることにしました。

毎晩見回りを続けましたが、犯人はなかなか見つかりませんでした。

昼間の見回りでは発見できませんでしたが、夜にライトを使って観察したことで見つけることができました。捕獲後は、新たな食害を確認していません。

ただし、STゼンターリを散布したあとも幼虫が株に残っていたため、薬剤だけに頼らず、夜間の見回りと捕殺を併用することが大切だと感じました。今後も再発がないか観察を続けます。

育成環境のまとめ

時期:2026年7月9日

■ 前回の作業内容:「フルーツを育てよう!かんきつ・果樹用」を4個を追肥しました。

■現在の様子、作業内容

株の状態:生育順調。
観察記録:新芽が食べられているのを発見しました。
管理内容:1週間に1度の液肥の追加は継続。

■ 栽培環境
・場所:札幌市の南西向きベランダ
・気温:最低19~22℃ / 最高25~28℃ で推移
・日照:日中から夕方にかけて日が当たる環境

■ 水やり・肥料
・水やり頻度:土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えています。
・肥料:製品表示を確認し、1週間に一度ハイポネックス原液を1,000倍に希釈して与えています。

■ 鉢・用土
・鉢:CSMシリーズ 👉スリットのある鉢は一つじゃない、使っている鉢の紹介
・土:通気性と排水性を重視して、「シャコバサボテンの土」と「サボテン・多肉植物の土」を3:7の割合で混合して使っています。

■ 支柱・資材
あんどん仕立ての資材
・支柱:DAIM サポート支柱 なす 11mm×120cm(現在、廃盤のようです)
※支柱の上部に「東レぺフ ワンタッチパイプカバー」を取り付けて、枝が痛まないように保護していますいます。
・台座:DAIM ブラックベース 28cm 👉スリット鉢の排水性を助けてくれる、鉢スタンドです。

■ 現在育てている果樹の品種一覧はこちら。栽培状況も公開しています。
▶ ベランダ果樹栽培の品種まとめ(2026年版)

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使用機材のまとめ

👇チョウ目害虫の幼虫に作用するBT剤です。使用前に、対象作物・適用害虫・希釈倍率を商品ラベルで確認してください。。

■資材の紹介

👇排水性抜群。使いやすく、愛用している鉢です。
👇3つの資材を組み合わせて、ドラゴンフルーツの支柱を作っています。
👇私が使っているものと同じものではありませんが、十分に代用できると思います。
この記事を書いた人

北海道(寒冷地)でベランダ果樹栽培をしています。
キウイ・イチジク・ドラゴンフルーツなどを育てながら、実体験を記録中。

実際に使用した資材や道具も紹介しています。


▶︎ベランダ栽培を始めたきっかけや栽培歴はこちら

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