いらっしゃいませ。
北海道のベランダで果樹栽培を記録している、管理人のyukihoです。
気温が下がってきたため、屋外で育てていたアテモヤを9月初めに室内へ移動しました。
室内では植物育成ライトを使用し、室温は約24℃を維持しています。また、サーキュレーターで弱い風を当てながら管理しています。
ところが室内管理を始めてから、一部の葉が黄色く変色し、少しずつ落葉するようになりました。さらに、現在1個だけ残っているアテモヤの実も、以前と比べて肥大するスピードがゆっくりになったように感じます。
「室内に入れたことによるストレスなのかな?」と気になったため、葉の状態や害虫の有無、現在の栽培環境を確認してみました。
■この記事で分かること
・室内管理後のアテモヤに起きた黄葉・落葉の様子
・現在の室温・植物育成ライト・水やりなどの管理環境
・着果中のアテモヤの実の大きさと今後の観察方法
1. 室内管理後にアテモヤの葉が黄色くなった
室内へ移動してしばらくすると、一部の葉が黄色く変色するようになりました。
最初は数枚でしたが、その後、黄色くなった葉が落ちるようになりました。
すべての葉が一斉に黄色くなるわけではなく、古い葉や枝の内側にある葉を中心に黄葉しているように見えます。
一方で、枝先には緑色の葉が残っており、新しく展開している葉もあります。
株全体が急激に弱っているようには見えません。これまで屋外で管理していたため、日光から植物育成ライトへ変わったことなど、室内への環境変化が影響している可能性もありそうです。


2. 葉裏を確認したが害虫は見つからなかった
黄色くなった葉には細かな褐色の変色も見られたため、害虫が原因ではないか確認しました。
特に気になったのが、ハダニやアザミウマです。葉の表だけではなく裏側も確認しましたが、今回確認した範囲では、動いている虫やクモの巣状の糸などは見つかりませんでした。
葉裏には細かな褐色の変色があるため、この部分については今後も観察を続けます。同じ葉を数日おきに撮影して、褐色部分が広がっていないか確認していく予定です。


3. 現在の室内管理環境
現在のアテモヤは、次のような環境で管理しています。
- 室温:約24℃
- 植物育成ライト:GL-BOARD 5000を使用(光量50%・植物から約30cm・約11.5〜12時間)
- 自然光:ほぼなし
- 送風:サーキュレーターの弱風
- 水やり:用土の表面が乾いてからたっぷり
室内では自然光がほとんど当たらないため、植物育成ライトを使用しています。点灯時間は約12時間です。複数の植物育成ライトを設置し、できるだけアテモヤ全体に光が届くようにしています。サーキュレーターも使用していますが、葉に強い風が当たり続けないよう弱い風にしています。

※私が使用している植物育成ライトは、HaruDesignの「GL-BOARD 5000」です。
現在は旧モデルとなっていますが、同シリーズの後継モデル「GL-BOARD5700 EVO」が販売されています。
4. 実の肥大スピードもゆっくりになった
現在、人工授粉後に残った実が1個成長しています。室内へ移動してからも落果せず成長を続けていますが、最近は以前と比べて大きくなるスピードがゆっくりになったように感じます。
見た目だけでは成長しているのか判断しにくくなってきたため、今回はデジタルノギスで大きさを測ってみました。測定したところ、縦:約29.72mm、横:約21.79mmでした。


果実は現在も緑色で、張りがあります。これからは「大きくなった気がする」という感覚だけではなく、週に1回程度、同じ位置を測定して記録することにしました。
5. 黄葉しても今は管理方法を大きく変えないことにした
葉が黄色くなって落ち始めると、「肥料が足りないのでは?」「水が足りないのでは?」と心配になります。しかし、原因が分からない状態で水や肥料を増やすと、かえって根に負担をかける可能性があります。
現在のアテモヤは、
・新しい葉が成長している
・実は緑色で張りを保っている
・確認した範囲では害虫は見つかっていない
という状態です。
そのため、今のところ肥料や水やりを大きく変更せず、現在の管理を続けながら経過を見ることにしました。特に室内では屋外より鉢土が乾きにくいため、表面の状態だけではなく、鉢の重さなども確認しながら水やりをしています。
6. 室内管理中のアテモヤを引き続き観察
室内管理へ移行したアテモヤに、一部の黄葉と落葉が見られるようになりました。
葉裏まで確認しましたが、現在のところ害虫は見つかっていません。また、新しい葉は成長しており、株全体が急激に弱っているようには見えません。
そのため、今回の黄葉・落葉については、屋外から室内へ移動したことによる環境変化も影響しているのではないかと考えています。
着果している実も、以前より肥大スピードがゆっくりになったように感じますが、現在は縦約29.72mm、横約21.79mmまで成長し、緑色と張りを保っています。北海道ではこの先さらに気温が下がるため、しばらく室内栽培が続きます。
黄葉や落葉がどこまで続くのか。そして、人工授粉したアテモヤの実が室内でも成長を続けてくれるのか。今後は葉の状態と実の大きさを定期的に確認しながら、変化を記録していきたいと思います。
育成環境のまとめ
時期:2026年9月23日
■ 前回の作業内容:室内へ移動
■現在の様子
株の状態:気の勢いが旺盛。
観察記録:落果はありません。古い葉に黄色く変色がみられますが、虫などは確認できません。
管理内容:適度な温度、光量を保つ
■ 栽培環境
・場所:室内の窓際
・室温:おおむね24℃
・光:窓からの日光はありません。育成ライトGL-BOARD 5000を光量50%、約30cm距離から11.5時間使用しています。
・管理方針:冬の間も新芽や果実の変化を観察します。
■ 水やり・肥料
・水やり頻度:土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えています。
・肥料:製品表示を確認し、これまでと同じ頻度で1週間に一度ハイポネックス原液を1,000倍に希釈して与えています。
■ 鉢・用土
・鉢:ロゼアスクエア330型 👉使っている鉢の紹介。スリット鉢の比較もあります
・土:通気性と排水性を重視した自作培養土 👉軽くて通気性がよい、鉢が重たくならない培養土を作りました
■ 支柱・資材
・台座:DAIM ブラックベース 28cm 👉スリット鉢の排水性を助けてくれる、鉢スタンドです。
■ 現在育てている果樹の品種一覧はこちら。栽培状況も公開しています。
▶ ベランダ果樹栽培の品種まとめ(2026年版)
使用機材のまとめ
■本の紹介
アテモヤについて紹介している本が少ないです。記載があっても、簡単にさらっと紹介している程度でした。
■資材
果実の大きさを測定するのに使用したデジタルノギスです。
👇私が使用している植物育成ライトは、HaruDesignの「GL-BOARD 5000」です。
現在は旧モデルとなっていますが、同シリーズの後継モデル「GL-BOARD5700 EVO」をお勧めします
※紹介している後継モデルは、私が使用しているものとは仕様が異なります。

北海道(寒冷地)でベランダ果樹栽培をしています。
キウイ・イチジク・ドラゴンフルーツなどを育てながら、実体験を記録中。
実際に使用した資材や道具も紹介しています。


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