白いちご「エンジェルエイト」を収穫|赤くならない実の見極めと糖度を実測

いらっしゃいませ。
北海道のベランダで果樹栽培の記録している、管理人のyukihoです。

四季成り白いちご「エンジェルエイト」の人工授粉に成功し、植え付けから約80日で初収穫を迎えました。しかし、白いちごは一般的ないちごのように赤くならないため、収穫時期の判断が想像以上に難しく、最初の実は収穫が遅れて傷んでしまいました。

今回は、開花から実の肥大、実に現れた白い粉、実測した糖度、そして栽培終了後に確認した根の状態まで紹介します。

■この記事で分かること
・エンジェルエイトの開花から実が肥大するまでの様子
・赤くならない白いちごの収穫時期を見極める難しさ
・栽培終了後に確認した、スリット鉢での根の張り方

結論
エンジェルエイトは白い見た目が魅力的ですが、赤イチゴ(越後姫など)に比べて「肥大のスピード」「収穫時期の見極め」が非常に難易度の高い品種でした。 一方で、今回使用したスリット鉢では、太い根が鉢底や外周を何重にも回る状態は目立たず、細根が鉢全体に広がっていることを確認できました。

開花は毎日1輪ずつゆっくりと進んでいきました。

花が次々と咲いていきました。実の肥大はゆっくりに感じます。


​1輪目の花は大きく立派に咲きましたが、実の形は少し歪(いびつ)になりました。
​2輪目・3輪目の花と順番に咲くにつれて、花のサイズは小さくなっていく傾向が見られました。


​人工授粉には無事成功し、すべての花で実の肥大が始まりました。越後姫に比べると実の肥大はゆっくりで、実が大きくなっても甘い香りは控えめでした。

途中で実の表面に「白っぽい粉」のようなものが付着しているのを発見。手でこすっても取れなく、水がかかっても取れることはありませんでした。「カビでは…?」と心配になり観察を続けましたが、この白い粉の正体は特定できませんでした。

実が柔らかくなる、傷む、腐敗臭がするなどの異常は見られないため、栽培を続けました。

実全部に白い粉がついていますが、葉は青々としています。
イチゴ全体に白い粉のようなものがついています。


​最大の難関は「収穫のタイミング」でした。
​エンジェルエイトは白イチゴのため、一般的なイチゴのように「赤くなったら収穫」という目印がありません。

タイミングがつかめないまま熟すのを待っていた結果、残念ながら実を腐らせてしまうことになってしまいました。

👇一番最初に咲いた花。収穫時期が過ぎてしまいました。
香りが弱く、種が赤くならず、収穫の見極めが難しく、しおれてきました。
切ってみましたが、水分は少なかったです。

残りの2果は早めに収穫し、糖度計で測定しました。糖度は10.9度と12.0度でした。

2番目の実。糖度は10.9度、甘さはいまいちでした。
3番目の実。糖度は12.0度、多少の甘さは感じましたが種の舌触りが気になりました。

糖度は10.9度と12.0度でしたが、実際に食べると期待したほど甘みは強くありませんでした。

鉢から株を抜いて根を確認すると、細い根が鉢全体にびっしりと張っていました。

一般的な鉢で見られるような、太い根が鉢底や外周を何重にも回る状態は目立たず、細根が多く発達していました。植え付けから約80日という短期間でここまで根が広がっていたことから、スリット鉢による根張り促進効果を実感しました。

根っこつよし8号鉢です。
抜いてみると、根が均等にびっしりと詰まっていました。

エンジェルエイトは人工授粉後、順調に実が肥大し、植え付けから約80日で収穫できました。

一方、白いちごは赤くならないため、見た目だけで収穫時期を判断するのが難しく、最初の実は収穫が遅れて傷ませてしまいました。

残りの実の糖度は10.9度と12.0度でしたが、食味は期待していたほど甘くありませんでした。今回は今後の管理や収穫時期の見極めが難しいと判断し、この株の栽培を終了しました。

ただ、株を抜いて確認すると、植え付けから約80日とは思えないほど細根が鉢全体に張っており、スリット鉢の根張りのよさを確認できました。

収穫には成功したものの、白いちごならではの難しさも実感した栽培となりました。

育成環境のまとめ

時期:2026年8月9日(鉢増し後約80日後)

■ 前回の作業内容:週1回液肥を与えています。

■現在の様子、作業内容

株の状態:生育順調。
観察記録:肥大化するイチゴに白い粉がついている。
管理内容:肥料焼けを確認しながら、週1度のペースで追肥を継続。

■ 栽培環境
・場所:北海道のベランダ(南西向き)
・気温:最低20~22℃ / 最高25~30℃
・日照:日の出から日没まで

■ 水やり・肥料
・水やり頻度:2日に1度のペースで、底から流れ出るまでたっぷりと上げてます。
・肥料:液体肥料の「ハイポネックス原液」を500倍に希釈して1週間に1度のペースで与えています。

■ 鉢・用土
・鉢:根っこつよし8号鉢を使用。 
   👉スリットのある鉢は一つじゃない、使っている鉢の紹介
・土:ハイポネックス「今日から野菜 野菜を育てる土」

■ 支柱・資材
・台座:DAIM ブラックベース 28 👉スリット鉢の排水性を助けてくれる、鉢スタンドです。

■ 現在育てている果樹の品種一覧はこちら。栽培状況も公開しています。
ベランダ果樹栽培の品種まとめ(2026年版)

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使用機材のまとめ

■本の紹介

👇初心者でも、見やすく、わかりやすい果樹栽培の参考書です。

■使用している土

👇メインの土です。必要に応じて追肥を行っています。
👇希釈して使用する液体肥料です。希釈は正確に行うことで、肥料焼けを防ぐことができます。

■資材の紹介

👇排水性抜群。使いやすく、愛用している鉢です。
👇スリット鉢の排水性を高めてくれる、鉢スタンドです。

この記事を書いた人

北海道(寒冷地)でベランダ果樹栽培をしています。
キウイ・イチジク・ドラゴンフルーツなどを育てながら、実体験を記録中。

実際に使用した資材や道具も紹介しています。


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